
企業が抱える組織の病気と「マッチョイズム」の背景ですね。
私たちは、大きな会社がなぜ、同じような失敗を繰り返してしまうのか、その心の奥にある原因を紐解いていきます。
何が起きたのか
企業の世界では、会社が大きな失敗や問題を起こし、その結果として、会社が持つ信頼や、経営者たちが退場するという、大変深刻な出来事が起きています。例えば、ニデックや中部電力といった大きな会社で、お金の使い方の不正や、原子力発電所に関するデータの扱いなどで、組織全体が大きな問題に巻き込まれてしまったのです。これらは、単なる個人のミスではなく、組織全体が抱える「組織ぐるみの過ち」として見過ごせない状況になってしまいました。
なぜそれが起きたのか
なぜ、あんな大きな会社が、同じような失敗を何度も繰り返してしまうのでしょうか。その病気の根っこには、「マッチョイズム」という言葉が関係していると考えられます。これは、組織の中で「自分たちは強い」「他より優れている」という考えが、過剰になってしまう状態のことです。
例えるなら、みんなで遊んでいる時に、「自分だけが一番強く、他の人は弱い」と思い込んでしまうようなものです。このような考え方が強すぎると、組織の中では、ミスを隠したり、正直に話したりすることを怖がってしまいます。自分の意見や、問題点を上司や同僚に言えなくなってしまうのです。結果として、組織は本当の危険を見逃し、同じ間違いを繰り返してしまうという、病的な状態になってしまうのです。
わたしたちの生活にどう関係するのか
この「マッチョイズム」という考え方は、会社の中だけでなく、わたしたちの生活にも深く関わっています。職場や社会の中には、皆が「自分は大丈夫」と思い込み、本当の悩みを打ち明けられずにいる場所がたくさんあります。
もし、組織が「みんなで協力して、正直に話すこと」を大切にできれば、どんなに大きな問題が起きても、みんなで協力して解決策を見つけることができるでしょう。わたしたちも、日々の生活の中で、相手を尊重し、自分の弱さも認められるような、温かいコミュニケーションが大切になってきますね。組織が健康でいるためには、個々の力だけでなく、お互いを思いやる気持ちがとても大切だということを、考えてみましょう。
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