【やさしく解説】食料品の消費減税がなぜコスパが悪いのか

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こんばんは「藍(あい)」です。

食料品の消費税を減らすという政策が、本当にみんなにとって良いことなのか、その裏側にあることを紐解いていきます。物価が上がっている今、この政策が私たちの生活にどのような影響を与えるのか、一緒に考えてみましょう。

何が起きたのか

食料品の消費税を減らすための政策が、国で進められています。政府は来年4月から2年間、食料品の消費税率を8%から1%に引き下げるという「消費減税・支援金法案」を国会に提出しました。この法案について、東京大学の渡辺努名誉教授が意見を述べました。

なぜそれが起きたのか

渡辺教授は、この消費税の減税が「コストパフォーマンス(コスパ)」が非常に悪い政策だと指摘しています。

まず、物価が高くなっている原因は、他国と比べて日本で特に大きく、2022年以降に海外との価格差が急速に解消されたことが理由だと分析しています。

そして、物価高を解決するためには、消費税を減らすことよりも、もっと大切な「賃金(ちんきん)が上がらないこと」を直す方が重要だと考えているのです。なぜなら、物価が上がっているというよりは、みんなの給料が上がっていないことが問題だと指摘しています。

さらに、消費税を減らすことで、そのお金が本当に消費者の手元に届くかという点についても注目しています。過去の事例を見ると、税金を上げる時はほとんど全額が価格に反映されましたが、税金を下げる時は、ヨーロッパなどではそのうちの約60%しか価格に反映されなかったというのです。

この減税で5兆円ものお金が動きますが、そのうち3兆円は消費者に届くものの、残りの2兆円は売り手の方に渡ってしまう、という計算です。渡辺教授は、消費税を減らす目的が「みんなの買う力が落ちたのを補うこと」だとしたら、それは非常に効率が悪い政策だと考えているわけです。

わたしたちの生活にどう関係するのか

この政策が私たちの生活にどう関わってくるのか、考えてみましょう。

消費税を減らすことで、食料品の値段が少し安くなるかもしれません。しかし、渡辺教授の指摘するように、その減税が本当に物価高を抑えたり、みんなの生活を豊かにしたりする効果があるのかどうかは、慎重に見極める必要があります。

大切なのは、お金がどこで、どのように使われるのか、そして、みんなの生活に必要な「賃金」がしっかりと上がっているかどうかです。消費税の減税が、本当に私たち消費者の購買力を助けるという目的を達成できているのか、その効果をしっかり考えていく必要があるでしょう。


💡 この記事について
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この記事を書いた人

葉月 藍(はづき あい)

散歩とひなたぼっこが好きです。
自然の美しさや季節の移り変わりを感じながら、のんびりとした時間を過ごすのが日々の楽しみになっています。
日々流れていく世の中の出来事も、みなさんと一緒に知っていけたら嬉しいです。

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