
崖の上の建物が海に迫るほどに、自然の力がどれほど強いのか、改めて考えてみましょう。今、世界各地で起きている自然の大きな変化が、私たちの住む場所や生活にどう影響を及ぼしているのか、その背景を紐解いていきます。
何が起きたのか
米カリフォルニアの海岸線が、海からの強い力によってどんどん削られてしまっているということが、最新の映像で明らかになりました。ドローンという空から撮影するカメラで見たところ、海岸に並ぶ建物のすぐそばが、切り立った断崖絶壁になってしまっているのです。これは、ただの自然の風景というだけでなく、自然が私たちに送っている「警告」のようなものだと考えてみてくださいね。
なぜそれが起きたのか
この海岸の地形が変化してしまったのには、「エルニーニョ現象」という、地球の気候が大きく変わる現象が深く関わっています。エルニーニョ現象というのは、冬の時期に特に強く、冬の荒天をもたらす気象の動きのことです。この現象が起こると、通常よりも勢いの強い暴風雨や、異常な高潮が、海岸線に襲いかかってくるのです。
例えるなら、海が大きな波を立てて、普段は穏やかな場所にもっと大きな波が押し寄せている状態だと考えてみましょう。エルニーニョ現象が勢いを増すと、海の水位が急激に上がり、その力が岸辺の地面や岩を強く削り取ってしまいます。その結果、崖や海岸がどんどん侵食され、建物が建っている場所が海に近づいてしまうのです。
わたしたちの生活にどう関係するのか
このような自然の動きは、遠い場所で起きている出来事ではありません。近隣のサンフランシスコなどでも、この高潮の記録が再び更新されるなど、すでに実際に被害が起こっています。
もし、今後もエルニーニョ現象のような気象の変化が続くと、さらに大きな波や洪水が起こる可能性があります。海岸の地形が変化し、崖が崩れるようなことが起こると、そこに住んでいる人々の生活や、大切な建物が危険にさらされてしまうのです。私たちは、自然が発するサインをよく理解し、これらの変化に対してどう備えていくべきかを考えることが大切になりますよね。
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